実力主義の外資系への転職は厳しい?

外資系に転職した場合実力主義が心配

外資系に転職することを検討した際に、語学力のほかに心配なのが、実力主義によって不安定なのではないかという点でしょう。イメージそのままの職場がないわけではないのですが、全般的には働きやすい職場が多いのが実態です。一言で実力主義といいますが、その意味あいを理解することで、不安は少しは緩和されるのではないでしょうか。

外資系の実力主義の意味

わかりやすいので実力主義と言われますが、正確に言うと「成果主義」です。まず、ジョブディスクリプションと言われる個々人の職務の内容が明確に定義されて、それについて目標が設定されたり、達成度合いについて、上司と面談が行われたりして、報酬に反映される成果が決定されます。評価に対しては、なぜそうなったかも明確であるため、納得感が高いのが特徴です。ここで、会社が必要とするパフォーマンスがあげられない場合、減俸もしくは解雇という結末になります。

考え方の転換が必要な部分

重要なのは、ジョブディスクリプションに無理がある職務にはつかないこと、できることはできる、できないことはできないと着手前に明言する習慣をつけること。会社と「できる」と握った目標は必ず達成すること、です。
日本的企業の場合だと、「できない」という言葉を職場で使用すること自体が悪とされる風潮があります。逆に外資の場合は、できる目算がないことを会社と約束することが悪です。
また、不幸にも職場を去ることになる場合についての考え方ですが、そもそも、長く勤めあげて退職金や年金で老後をという日本古来の考え方は外資には通用しません。自分にしっかり技術があるならば、ある職場を不幸にも去ることになった場合は、自分のスキルを適切に必要としてくれる職場に移るだけの話です。
将来の備えや福利厚生がないことから、外資系の報酬水準は高いという側面もありますので、外資系に転職する際には、キャリアプランニングと同時にライフプランニングも重要です。


外資系企業へ正社員として転職するには英語が必要?

外資系で正社員として必要な英語力

外資系で正社員として働く場合、どれくらいの英語力が必要なのかは、企業にもよりますので人によっては様々な意見があります。
ただ共通して言われることは
1.英語に関してはコミシュケーションがとれればOK
2.あえてTOEICの点数で言うなら最低600点以上、700点台はほしいところ
といったところでしょうか。
会社や業務によっては、日常のやりとりはほとんど日本語で通用するケースも多いです。ただし、TV電話などを使用した会議が英語で行われたりするケースもあります。
あくまで重要なのは業務ですので、英語に関しては、業務に必要なコミニュケーションさえ取れれば大丈夫です。ただし、これについては、企業によって千差万別ですから、転職する際は事前にどの程度英語力が必要とされるか確認しておきましょう。場合によっては入社してからのブラッシュアップで十分間に合うことも多いのが実態です。

TOEICの活用

語学力の基準としては、TOEICなどがメジャーですが、実際TOECで点数が良いからと言って、実際の業務に使えるわけではありません。ただ、英語力のベースがない場合、語学力向上のきっかけとしてTOEICを使うのは有効です。私の周りにも、会社が外資系に買収されて、生き残りのために英語の勉強をしてTOEIC900点を取った人間がいますが、最終的には大手外資系の部門マネージャーにまで昇進していました。

スキルアップの一環して

語学の勉強よりは業務資格の取得等のほうが転職には効くのですが、一方でネットワークエンジニアの場合は、語学に習熟することにより、英語でしか業務ができない職場を選択できたり、業務系のマニュアルや情報などが英語でしかない場合も多いです。転職後のキャリアを考えるにあたって、スキルアップの一環として英語を習得する価値は他の業種よりも大きいです。転職を機に、語学力を向上してキャリアの可能性を広げるのも有効な手です。


外資系企業に転職をしたときに感じる特徴

外資系企業に転職するにあたって

国内系と外資系企業の相違点というのは、大きくは人事制度・人事考課制度に対する考え方の違いに集約されます。大きくは次の二点です
基本報酬が高く福利厚生が乏しい
実力主義
それではこの二点について国内系と外資系の違いを見ていきましょう。

基本報酬が高く福利厚生が乏しい

「外資系」といえば「高報酬」というイメージが強いですが、一方で外資系企業というのは福利厚生がほとんどありません。日本国内では、長らく単一民族終身雇用制が幅を利かせていたことから、最初から最後まで一つの企業に勤めあげることを前提に、福利厚生が実質的な報酬の一部を形成する社会が形成されてきました。
一方で外資系においては、そもそも多様な人種国籍の人々に、公平な処遇を行うために、福利厚生という価値観を共有していないと公平感が損なわれる制度ではなく、仕事の対価はお金というシンプルな形が浸透しいるわけです。また、終身雇用を前提としているわけでもありませんから、年功者になると厚く処遇してもらえるというような仕組みでもなく、その時点の職務に対する対価はその時点で支払われます。

実力主義

実力主義というよりは、成果主義と言い換えたほうがよいかもしれませんが、仕事の成果を客観的、公平に評価し、金銭に換算するという考え方は、外資系の企業文化の様々なところに影響しています。
成果を正確に評価するためには、まず仕事の範囲と、成果の対象となる目標が明確でなくてはなりません。したがってジョブディスクリプションと呼ばれる職務範囲の定義が厳密に行われます。そしてジョブディスクリプションに基づいた行動目標、あるいは数値目標が明確に定められ、その結果については、360度評価も取り入れられるなど、合理的な判定が行われます。

外資系ネットワークエンジニアに多い特徴

以上のような企業文化の背景もあり、またっ職務がら、外資系のネットワークエンジニアには、合理的、論理的思考に秀でた人物が多く見られます。この合理性、論理性というのは、人員構成において多様性があるなかで、異なった価値観に左右されずに公平性を担保し、また適切な意思疎通を図るうえで有効なスタイルと言えます。

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外資系企業へ正社員として転職するには

外資系企業へ正社員として転職する方法

ネットワークエンジニアの場合、外資系の企業に正社員として転職する方法というのは、基本的には紹介会社の活用ということになると思います。ただし、転職者のステージによってどのような紹介会社を使うべきかは、大きく変わってきます。

相応の知識と経験を有していて外資系への転職で高報酬を目指す場合

この場合、紹介会社の選択は極めて重要です。なぜならば、ネットワークエンジニアは求められる知識や業務が広いうえに専門性が高いため、紹介会社のエージェントにかなり高いレベルの知識がない場合、マッチングが困難だからです。もちろん、今日では一般の正社員希望の転職者が利用する紹介大手においては、業種別担当を設置しており、まったく対応できていないかというとそういうわけではありません。
しかしながら、ジョブディスクリプションがはっきりしている外資系への転職において、自信を最も高く売りつけるという形で成功させるためには、持っている経験の強みが、適切にアピールポイントとなる企業を紹介してもらう必要があります。そのためには、エージェントいおいても、IT担当といった形ではなく、実務者レベルでネットワークエンジニアとしての見識を持っていることが望ましいわけです。

ステップアップの過程で外資系への転職を考えている場合

この場合は、自身が有する経験やスキルが買われて転職に至るというものではありませんので、「未経験可」などといったものも含め、なるべく球数の多い大手を使うのが良いでしょう。前述のとおり、大手紹介会社においても、現在は職種別担当の充実が進められていますので、十分に対応可能です。
ただし、この際もエージェントは、転職者を紹介して相手先企業が採用することで報酬を得ていますので、「転職の成立」に主眼をおいて紹介してきます。自分のキャリアプランは事前に明確に整理した上でエージェントに伝えるとともに、紹介された案件がそこからはずれていないかだけは気をつけましょう。


ネットワークエンジニアが外資系企業へ正社員として転職する方法

ネットワークエンジニアの転職

肩書上ネットワークエンジニアと一言で言っても、実態のスキルや対応業務範囲は多岐にわたります。WAN系からLAN系、ひいてはインターネット関連技術までをカバーしたうえで、システムの設計・構築といった上流工程をこなしたり、コンサルティングやプロジェクトマネージャーとしてのスキルを必要とされたり、はたまた日進月歩の分野ですので日々新しい知識をブラッシュアップしていかなければならなかったりです。現在ネットワークエンジニアとしての転職を考えられている方は、まず自分の現在地点と目標地点、現在地点と目標地点とつなぐキャリアプランニングをしっかりする必要があります。

ネットワークエンジニアの目標地点

キャリアプランニングとしての目標は、シンプルに考えますと、ネットワークエンジニアとして、どれだけの報酬を得ることができるようになれるか。ここにつきます。最終的には、報酬水準の高い企業に正社員として雇用され、管理職になるということになるのですが、そこにいたるまでは「知識と経験」の習得という点はかかせません。もし、未経験に近かったり、ネットワークエンジニアとは名ばかりのところがスタート地点なのであれば、目標意識をもってシスコの資格取得の勉強などもするとよいでしょう。また、経験を得るいう観点からは、必ずしも正社員である必要はなく、派遣の方がよい経験を詰めるケースも多いのがこの職種の特徴ですので、自分の現在地点をよく考え、キャリアプランニングを行いましょう。

外資系に正社員として転職する

キャリアプランニングに限界を感じているなら外資系というのはおすすめの選択肢です。
国内企業と比べて報酬水準も高い傾向にありますし、なによりも実力によって、報酬とポジションを得るチャンスがあります。国内大手ですと、どうしても学歴に劣る場合一定以上の昇格が困難であったり、昇格が困難であることにより、最終的にもたいした報酬が望めなかったりしますが、外資系ならば、自身の知識と経験による仕事のパフォーマンスによって、成功が望めます。